
ズラタン、石原などが加入し、ポジション争いが激化する中で4ゴールと結果を残した李。決定力が光った
不要な3失点。優勝とともに手にした課題
清水3ー5浦和
「まだまだ大人なチームになり切れていない」。永田のこの言葉に清水戦のポイントが集約されていた。
立ち上がり、浦和はボールを支配しつつ、縦パスとサイドチェンジを使いながら攻撃のリズムを作る。そして18分、24分に李が立て続けにゴール。さらに28分に3人の選手を交代すると、その1分後に入ったばかりの武藤がゴールを決めて突き放す。3日前の磐田戦同様、チーム力と仕上がりの差を見せ付けた。 しかし、その後はペースが変わる。チーム全体として明らかにミスが増えた。正確なプレーが持ち味であるはずの西川や阿部にもミスが散見されるほどだった。そして清水に決定機を作られ続け、ミスから43分に失点。後半に入ると李が2点を追加したが、一方でやはりミスから2失点を喫した。
理由は一つではない…