大人な浦和が、湘南の勢いをかわす
公式戦4試合目にしてようやく今季初勝利。そこには3連敗を含めて過去の苦しい経験から成長した浦和の姿があった。
前半は湘南がペースを握った。ボールだけでなく選手までもが強い追い風に乗るように、前線からプレッシャーを掛け、ボールを奪うと速い攻撃をしかける。特に24分のシーンは圧巻だった。クサビのパスで中央を割ると、選手たちが猛然と選手たちが飛び出していき、6人もの選手がペナルティーエリアに進入した。そして34分、大竹のクロスから森脇の前に体を入れた大槻がPKを獲得。36分にそれを遠藤が冷静に決め、先制に成功した。
対する浦和は…