徳島にとって2年ぶりの四国ダービー。過去戦績は徳島が11勝4分7敗と勝ち越し。1年でのJ1復帰を掲げるチームにとっては勝ち点3が必須のホーム開幕戦。両チームともキャンプでは『走力』や『フィジカル』をテーマの1つに置き、どちらの成熟度が上回っているか試された試合だった。
序盤は両チームとも相手の出方をうかがいながら、セットプレーをきっかけに好機を作っていく。しかし、徐々に流れは愛媛ペースに。瀬沼に徳島のCBが2枚とも引っ張られ、シャドーの西田、河原がフリーになる場面が増える。必然的に徳島は全体がズルズルと下がり始め、空いたスペースで愛媛の中盤が自由にプレーする時間が続き、…