ボールを持っているのにシュートが打てない。当然ゴールも奪えない。前半は柏が仙台の守備に対して攻めあぐねる展開だった。「しっかり守るチームに、先に点数を与えるとやりづらい」と大谷は反省するように、昨季まで柏にいた仙台のDF渡部にセットプレーから与えた31分の失点も痛かった。
柏は立ち上がりから、仙台の“パスを入れさせてからつぶす守備”に手を焼いた。最終ラインやアンカーからの“一手目”は打てても、前にボールが入ってからリズムが出ない。週明けのACL(17日、グループステージ第3節・山東魯能戦)を見越してこれまでのレギュラーだったレアンドロ、武富をメンバーから外した影響もあっただろう。
監督、選手が…