
激しい点の取り合いの末に敗れた鹿島。これで公式戦5連敗となった
苦難が続く鹿島。互角以上の内容も、警戒していたセットプレーに泣く
5万人弱の紅い波に気圧されたのか序盤の鹿島は及び腰だった。ラインを高く保てず中盤もコンパクトにならない。トップ下のリカルド・グラルを誰が捕まえるのか不明瞭だったこともあり、トニーニョ・セレーゾ監督も「15分、20分くらいは相手のテンポに合わせたリズムでサッカーをしてしまった」と振り返った。10分にFKからそのグラルに先制弾を許す。さらに17分に小笠原が負傷交代。立ち上がりは苦しい状況となった。
しかし・・・