
後半ロスタイムの勝ち越し弾に、ベンチを含め選手たちは喜びを爆発させた
“日立台劇場”再び。決勝T進出へ大きく前進
山東魯能のクーカ監督は13年にアトレチコ・ミネイロを南米王者に導いた名将。負傷や出場停止で複数の主力を欠く状況の中でも、周到にワナを張っていた。
吉田監督も「相手がもしかしたら、わざと鈴木を空けていたかもしれない」と振り返る。山東魯能は柏が“安全第一”で下げる、横に開くパスを奪いどころとして狙っていた。4分の決定機はまさにこの形で、モンティージョが鈴木に詰め、奪い切ってフリーでペナルティーエリア内に侵入。しかし菅野の好守が柏を救った。
とはいえ、その後は柏が試合の主導権を握った・・・