仙台は5人、横浜FMは9人の先発メンバーが、直近のリーグ戦から入れ替わった。ともに攻撃面では連係ミスが目立ち、個人技や単発の仕掛けが多かった試合だった。しかし、守備面では、基本となる組織力で仙台が上回った。
仙台は4バックとボランチの守備が安定し、アデミウソンにボールを集める横浜FMの攻撃に対して余裕を持って対処することができた。この日の仙台はボランチやサイドからのパスでミスが多かったためなかなか効果的な組み立てができなかった。それでもまずはチャレンジとカバーを明確にした守備で落ち着いてゲームを運び、チャンスを待った。そのチャレンジの部分でも、…