大分のプランを崩し、忍耐勝ちを収めた磐田
雨の中での一戦は攻撃の磐田、守備の大分という構図となった。
プランどおりの展開に持ち込んだのは大分。前節・群馬戦(1△1)から先発5名を入れ替え、布陣もダブルボランチからアンカータイプへチェンジ。田坂監督は「磐田の技術と個の力の高さを考えれば、どちらかと言えばカウンター狙い。ハマっていた」と語る。磐田にボールを持たれる時間が長くなり、多くのクロスを入れられたが、堅い守備ブロックでことごとく弾き返した。指揮官の「『危ない』とほぼ感じなかった」という言葉は強がりではない。攻撃面でも“狙い”は出せた。42分、自陣からカウンターを発動。磐田のCKをクリアすると、西がドリブルで一気に敵陣へ切り込み、風間のゴールを演出した。
一方、…