「ボールが良い形で受けれずに難しかった」(木村)、「これまでの4試合で最もプレスがきつかった」(梶川)と、試合後に長崎の選手が話したように、東京Vは出足鋭いプレスで試合の主導権を手にした。東京Vの決定力が低かったために結果は1-1だったが、試合は完全にアウェイチームのものだった。この日トップに入ったブルーノ・コウチーニョと平本が積極的に裏を狙い、福井がシンプルなボールを次々と放り込んだ。長崎の高木監督が「予想はしていたが、想定以上だった」と言う東京Vの割り切った攻撃は何度も長崎ゴールを襲うも、イ・ヨンジらが体を張りセットプレー以外はすんでのところで失点を免れた。
長崎は65分以降、…