キックオフから自陣で守備を固める讃岐を、京都が最後まで攻めあぐねた試合だった。ボール支配率では圧倒的に上回ったが、スペースがない状況を打開できない。カウンターから先制点を奪われる中、3連敗という最悪のシナリオはなんとか回避できたが、あらためて攻撃の課題を突き付けられている。
讃岐の北野監督は85分のPKにつながった場面を「大きな事故を起こしてしまった」と表現した。右サイドでしかけた駒井のクロスが讃岐の山本の腕に当たったモノで、粘り強く敵陣を攻め続けたことが功を奏したと言える。ファン・ジンソン投入後は…