栃木は相手に3点を先行され、70分にハン・ヒフンが2回目の警告で退場した。その後中美が2ゴールを挙げたが、「相手の油断と自分たちの開き直りがあったから」(小野寺)奪えただけでポジティブな要素とは言いにくい。深刻なのは要所で採用する[4-1-4-1]が機能しないことだ。
栃木は序盤から相手ボールホルダーへのアプローチが緩く、15分に簡単に最終ラインの背後を使われて小松に決められた。指揮官は「『頭から球際に激しく行くぞ!』と準備してきたが、なぜできなかったかは選手に聞いてみないと分からない」と話した。アンカーの小野寺は…