1-4は妥当なスコアと言える。長崎は攻守でハードワークと切り替えを怠らず、サイドからチャンスを作り続けて、決めるべき選手が得点を挙げた。京都対策も「古部には『(攻撃で)仕事をしなくてもいいから、石櫃にも仕事をさせるな』と言った」(高木監督)と警戒すべき点を封鎖し、逆にそのサイドから得点が生まれるなど、試合の中で好循環が生まれていた。
一方の京都。序盤は良い流れでボールを前線に運べており、チャンスも作るなど試合の入り方は良かった。ところが序盤の決定機を決められず、逆に相手に先制点を奪われると、そこからリズムが崩れていき、試合の中で立て直せずに傷口を広げてしまう。これまで…