雷鳥のつまずき。早々の失点でつかみそこねた流れ
今季リーグ戦の成績はお互いに1勝1分2敗。5得点6失点という得失点差も同じ12位の“同順位対決”。たとえ一方がACL参戦中の強豪で、もう一方がJ1唯一の新参者であろうとも負けられない一戦であることは間違いなかった。
先に得点機を作ったのはホームの松本。開始直後の3分、岩上のFKに後藤が頭で合わせる。これはGK菅野がはじき出すが、枠を捉えたシュートに場内が沸いた。しかし、やはり試合巧者の柏は甘くなく、一瞬のスキを突かれてしまう。21分にキム・チャンスが右サイドの深い位置まで攻め上がり中央にクロスを上げると、そこに飛び込んだのは大谷。想定外の選手の想定外の動きではあったが、大谷に自由を与えての失点となった。
松本としては…