良い守備から良い攻撃へ。磐田はメンバーを代えるも根本は変わらず
終盤にカードが乱れ飛び、後味の悪い試合となった。ただし、全体的に見れば磐田のゲーム。勝負どころで今季の“らしさ”が出た試合だった。
ホームの磐田は前節・岡山戦(1△1)から先発4人を入れ替えた。松井、坪内、川辺が今季初、負傷明けのジェイが5戦ぶりの先発となった。今季の磐田はスタメンを入れ替えてもチームの質は落ちない。特に守備面である。名波監督は「良い守備が良い攻撃につながるというスタンスは常に変えない」と語る。象徴的だったのは55分の先制点の場面だ。センターサークル付近でセカンドボールの奪い合いとなり、一度は東京Vボールに。しかし、…