カズの先制点と、終盤に訪れたスペクタクルな展開
「結果として、試合の中で勝ち点『0』、『1』、『3』を味わえたゲームだと思う」。長崎の高木監督が試合後、開口一番に話したように、息つく暇もないスペクタルな展開が終盤に用意されていた一戦だった。
12分、横浜FCが三浦のヘッドで先制点を奪う。横浜FCは練習から準備してきたとおり、守備時には左MFの小池を左SBの位置に下げ、中島を左のストッパーに配置する[5-3-2]の布陣でバイタルエリアを封鎖。このリスクマネジメントが功を奏し、1点リードのまま前半を折り返した。
後半は一転して、…