集中力を欠いた鹿島。“流れ”をつかみ損ねる
公式戦6試合負けなし同士の対戦は、ミスの少なかった神戸に軍配が上がった。序盤から「サッカーというよりもただボールを奪うためのバトルを両チームがやっていただけ」とトニーニョ・セレーゾ監督が形容したように中盤で激しくボールを奪い合う展開。互いにチャンスが少ないまま前半を終えた。
後半に入ると鹿島は小笠原を投入。ハムストリングに違和感を訴えた森岡がいない神戸に攻勢をかけようとした。しかし、ディフェンスラインの前でカギをかけていた青木が退くと49分にあっさり失点。相馬のアーリークロスをマルキーニョスが頭で落とし、ゴール前に詰めていた小川が押し込むまで鹿島のDFは目で追うことしかできなかった。
71分に…