“策”がハマらず。清水はリーグ戦5連敗
22日のナビスコカップ第4節・仙台戦(2○1)で公式戦9試合ぶりの勝利を挙げた清水は、[4-1-4-1]の布陣を継続してスタートした。「広島に対してどういう戦い方をするかいろいろ考えながらやってきた」と語る大榎監督は、立ち上がりから自陣にブロックを形成。押し込まれる展開も「想定内」だったと振り返る。サイドから切り崩される場面もあったが、「サイドはある程度しょうがない」と割り切って戦った。対する広島は「焦れずに我慢してやった」(森﨑和)。闇雲に清水の守備網に向かっていかず、スキを作らない。
お互い戦術的に戦うことでスローテンポとなった試合は29分に動く。柴﨑の正確なFKに千葉が巧みに合わせ、広島が先制点を奪う。清水守備陣に過失の少ないゴールだったが、…