湘南の時間帯でも持ち前の耐久力を発揮
ゲームには大きく分けて3つの時間帯があった。
立ち上がりから主導権を握ったのは横浜FMだった。この時間帯はポゼッションからのコンビネーションが冴え渡り、9分という早い時間に先制点も生まれた。攻撃から守備への切り替えも速く、湘南が得意とする人数をかけたカウンターを未然に防いだ。欲を言えば「前半のうちに2点目を取りたい試合展開だった」(小林)。30分には兵藤のポストプレーから三門が左サイドへ展開し、下平からのクロスをアデミウソンがヘディングで狙う。惜しくも相手GKに阻まれたものの追加点のチャンスは実際にあった。
しかし、…