またもホームでロスタイム弾。ジャブを打ち続け、必然性を伴った劇的勝利
第7節の岐阜戦(4◯3)に続き、東京Vはまたもロスタイムで試合を決め、ホーム4連勝を飾った。一点目が入るまでは、ほとんどチャンスを生み出せなかったのも岐阜戦と同様であるが、冨樫監督を始め、チームは90分間トータルで勝ち点3を得るためにさまざまな策を講じ続けた。
試合のスタートこそ[4-4-2]のシステムで始めたが、後半に入るとブルーノ・コウチ―ニョが中央にポジションを移し始め、中後をアンカーに据える[4-1-4-1]、あるいは[4-1-3-2]のシステムを変幻自在に採用。途切れることなく揺さぶりをかけ続けて、徐々にではあるが攻略の糸口を見いだそうとした。それが、…