後半に巻き返すも、依然として前半の試合運びが課題
大宮に対しては、試合開始からハイプレッシャーを掛ける――。対戦相手の戦い方はどの試合でも明確であり、水戸もその例に漏れず、立ち上がりから飛ばしてきた。本来であれば相手の勢いをかわして押し返したいところだが、大宮は今までの試合と同じく受けに回ってしまう。試合の入り方に失敗し、3分、10分と馬場に決定的なシュートを放たれるなど、「われわれが奪いに行かないといけないところでタイミングがズレてやられていた」(渋谷監督)。水戸のポゼッションに対してプレッシャーを掛けられず、…