終わってみれば、両チームとも決定打を欠くゲームとなった。
開始5分、先にチャンスをつかんだのは徳島。自陣でボールを保持すると左サイドを使い、エステバンからスペースへ抜け出したアレックスにつなぐ。アレックスがシンプルにアーリークロスを選択し、ペナルティーエリア内に走り込んだ長谷川悠が頭で合わせる。しかし、これはGKに阻まれ得点には至らない。その後も何度かアタッキングエリアに進入するが、「手数をかけて、結局後ろ(の選択)を取ってしまう前半になった」(小林監督)と積極的にクロスやシュートを選べずチャンスを生かし切れない。
一方、…