千葉の勝利を決めた序盤のセットプレー。熊本は泥沼5連敗で最下位転落
勝負を分けたのはセットプレーだった。「熊本はセットプレーからの失点が半数以上」(キム・ヒョヌン)であることは千葉のどの選手の頭にも入っていたが、熊本にその危機感があったのか。3分、千葉が右サイドのスローインから熊本の最終ライン裏にボールを送る。クォン・ハンジンが上げた足は町田の顔付近に入り、判定はPK。ネイツ・ペチュニクがこれをきっちり決めて、先制点が文字どおり千葉に“転がり込んだ”。熊本は気落ちしたように見え、10分後には自陣で軽率なファウルからFKを与え、キム・ヒョヌンに決められた。そもそも2分の段階で自陣でFKを与え、…