若きアタッカー陣の2発で快勝。4連勝達成
連勝中の広島と連敗中の仙台。現在のメンタリティーが如実に表れた前半だった。「積極的にゴールへ向かう姿勢を見せてくれた」と森保監督が評価した一方、渡邉監督は「我慢して戦おうと言ったが、それがブレーキをかけてしまったかも」と悔やむ。仙台は攻守にアグレッシブさを欠いた45分間を過ごし、「非常にふがいない試合をしてしまって大変申し訳ない」と指揮官は反省の弁を連ねることとなった。
立ち上がりからボールを支配した広島は、柏が左サイドからドリブル突破をしかけて仙台の守備ブロックを揺さぶり、果敢にシュートを放っていく。佐藤のシュートは枠を捉えられず、21分の柴﨑のシュートはバーを直撃。ゴールネットは揺らせなかったが、ゴールへ向かう勢いはトーンダウンしなかった。そして37分、丸谷の鋭いクサビを受けた野津田が左サイドから中央に持ち込み、…