前半は風上に立った金沢が試合を優位に運ぶ。ここまでと同様に守備ではブロックを形成し、規律の取れたラインコントロールでチャンスを作らせない。徳島は左右に揺さぶりながら守備をかく乱しようとするが、決定機へ結び付く効果的な縦パスを供給できずに苦戦を強いられる。
しかし、後半に入り徳島は徐々に流れを手繰り寄せる。エステバンの前線からのプレスが守備を安定させ、水永へのハイボールも橋内がしっかりと対応。しかしながら、ボールに絡む回数の多かったエステバンも攻撃面では効果的なパスを供給できず、攻撃のリズムを作り切るには至らない。
試合の大きなポイントとなったのは…