運動量、切り替えの速さ、球際の厳しさで山形が柏を圧倒。4戦負けなし
柏のパスワークを山形のハイプレスが凌駕した。
ACLでは主力を温存した柏を、運動量と切り替えの速さで圧倒、ホームの山形が前半で2点をリードした。ほぼメンバーを固定した中での5連戦と思わせない前半だった。
21分、山形がこの日3度目のCKを獲得。負けなしが続くこの3試合はセットプレーからの得点が続いている。キッカーの石川がニアのアルセウを狙ったボールはスルーされ、中央二列目のロメロ・フランクが柏のゾーンディフェンスが対応し直すよりも速くインステップで仕留めた。この1点で山形は持ち味のハイプレスがさらに効果的に機能する。前線3人のチェイスに後ろの選手が連動し、柏のパスワークを封鎖。西河、キム・ボムヨンらのミスで大きなピンチを迎えるシーンもあったが、GK山岸を中心にカバーし合いながらゴールを割らせなかった。
後半は風上に立った柏が…