森岡、マルキーニョスらを欠く神戸と村松、竹内、犬飼らを欠く清水。離脱者が多く、両者とも勝ち切れない試合が続く中、勝ち点3が欲しい一戦だ。
先にリズムをつかんだのは清水。前線4人のボックスが変幻自在に形を変え、神戸のビルドアップを制限。八反田、大前がチョン・ウヨン、田中の配球を押さえ清水が主導権を握った。すると14分、ミッチェル・デュークが岩波をかわして右足を一閃、清水が先制弾を奪った。その後は神戸がボール保持して攻め込み、清水もカウンターを狙うが裏を使えずチャンスが広がらない。そして29分、神戸は高橋峻がデュークに競り勝ちこぼれ球を速攻へ持ち込む。そのスルーパスが渡邉に通り、放たれたシュート性のクロスをGK杉山力が弾くが、六平が痛恨のオウンゴール。神戸が同点に追い付いた。
後半は時間が進むうちに…