前半は完璧。後半は相手を受け止めて突き放す
5連戦を締めくくる一戦を、大宮は“強者の戦い”で制圧した。
立ち上がりはボールの落ち着かない展開となったものの、大宮は徐々にボール保持の時間を増やし、試合を自分たちのペースに持ち込む。左右に大きく張り出した両SBを使って揺さぶりをかけると、16分には左サイドを抜けた和田のクロスに横谷が頭で合わせて先制点を奪取した。「幅を使ったダイナミックな展開ができて、最終的にクロスから点が入った。意図したことができた」と渋谷監督。
その後も大宮はポゼッションを続け、奪われても素早い切り替えでボールを回収。36分、39分にはいずれも短い距離のコンビネーションプレーから完璧に裏を取り、…