またも前半で負傷交代。清水は下位から抜け出せず
大榎監督が試合終了後の記者会見でポロリとこぼした「お祓いに行ったほうが良いのか…」という言葉は、あながち冗談ではなく本音なのかもしれない。これまで公式戦4試合で前半の早いうちに負傷交代を余儀なくされている。この試合も18分、ヤコヴィッチの出場停止などで手薄になってしまった守備陣の中でも計算のできる平岡が負傷交代。相次ぐ守備陣の負傷に土壇場の勝負弱さが出てしまった。
試合はピーター・ウタカが前線でボールをキープし、序盤は清水のペースが続いていた。その最中の29分、横浜FM最初のチャンス。齋藤が左サイドからドリブルで中央までえぐると、右足アウトで三門に落とす。三門のエリア外からのシュートは河井のスライディングをすり抜け、ゴール左に吸い込まれた。三門の2試合連続ゴールで横浜FMが先制した。
清水の反撃は後半に入ってから始まる。62分、…