芝の張り替え工事が終了したKsスタに帰還して行われた水戸にとって記念すべき一戦。しかし、水戸は主力6人をけがで欠く上、先発予定だった鈴木が体調不良で試合前日に急きょ欠場を余儀なくされるアクシデントに見舞われ、苦しいチーム状況で臨まざるを得なかった。
さらに水戸を苦しめたのは、大分の徹底した“水戸封じ策”だった。最終ラインにCB4人を並べて水戸の武器である対角線のボールをはね返す。試合が始まるとトップ下に2枚並べた水戸のシステムに対応するために、急きょ1ボランチからダブルボランチに変更し、水戸の狙いをつぶしに来た。
それゆえチームは攻めあぐね、…