千葉の決定機を耐えた金沢、自分たちの時間を作る
試合開始から千葉がスタジアムの雰囲気込みで金沢を押し込んでいく。1分、金井のクロスのこぼれ球を佐藤健がダイレクトシュート。これはクロスバーを叩いたが、千葉が開始早々決定機を作った。その後も金井のヘディングなどでゴールに迫る。ネイツ・ペチュニクの強さ、谷澤の独特なドリブル、中村のオーバーラップ。金沢は千葉に慣れるまで少し時間を要した。金沢は敵陣にボールを運ぶことさえままならず、「前半は相手の勢いに呑まれるというか、自分たちのサッカーができなかった」(水永)。
しかし、12分の場面が試合の分岐点だったのだろうか。千葉の左CK、キッカーはもちろん中村。これを…