■川崎フロンターレ
異なる特徴を持つ前線3人で多彩な攻撃を見せたい
首位に立つ名古屋が頭二つほど抜けている中、2位以下6チームが勝ち点2差の中にひしめき合っているBグループ。4位に付ける川崎Fは今節、3位の山形と対戦するが、この山形は明治安田J1・1st第3節(0●1)にて苦杯をなめさせられた相手である。
今季、風間監督が内容面で“悪かった”と断言した試合が二つある。そのうちの一つが山形戦だ。「山形は前から来る。そこでつなげれば良いが、ミスをしてしまったのが前回」。谷口はこう振り返った。ホームということもあり、同じ失敗は絶対に許されない今回、カギを握るのは最前線の3人だ。16日の明治安田J1・1st第12節・G大阪戦(1△1)で同点ゴールを奪った杉本を筆頭に、…
■モンテディオ山形
山﨑、川西の2シャドーで再び川崎F撃破を
バックアップがあり余る攻撃陣と手薄な守備陣。アンバランスな状態は開幕直後から続いている。ゴールデンウィークの連戦は先発メンバーをほぼ固定して戦ったが、その間は練習試合を組みづらく、主力組とサブ組の実戦経験やコンディションの差が広がるというデメリットも甘んじて受け入れなければならなかった。
ナビスコカップでは予選リーグ突破の可能性も大いにあるが、チームが最も重要視するのはリーグ戦のJ1残留。今季ワーストとも言える内容で敗れた16日の明治安田J1・1st第12節・甲府戦(0●2)の直後で先発7人を入れ替えると見られるが、起用される選手たちの“モンテベーション”は自然と高まっている。
とは言え、…