攻守がかみ合わない磐田に待っていた必然の結末
必然の結末と言えるだろう。
この試合、シュート数では磐田が圧倒。群馬の12本を大きく上回る25本ものシュートを打った。今季最多のシュート数をマークしたが磐田だが、決定機の数では群馬とほぼ変わらない。相手の粘り強い守備と鋭いカウンターに最後まで手を焼き、負けるべくして負けた。名波監督は「前節の大宮戦(1△1)もそうでしたが、“受け”に回り、悪い印象を残したまま試合に入ってしまった。良いアクションを起こせなかった」とゲームを総括。序盤からボールを保持する展開になったが、全体的に動きが重く、相手の脅威になっていたとは言えない。最終ラインを高い位置に設定してきた群馬の背後を狙う動きが少なく、厚みのある攻撃はできなかった。
それでも磐田は後半の立ち上がりにCKから決定機を作った。51分に小林祐がポスト直撃のシュート。56分にも…