■FC東京
リーグ戦3連敗中。新たなシステムに光明?
どのクラブにとっても厳しい連戦日程が続いているが、FC東京の選手たちもその例に漏れず、疲労がピークを迎えている。
27日にアウェイでナビスコカップ第6節・広島戦(1△1)を戦ったチームは、翌28日の午前中の便で帰京し、そのまま東京・小平の練習場に直行した。前日に先発した選手たちはリカバリーのみのメニューとなったが、DF森重、太田、MF米本、羽生、FW武藤と負傷を抱えながらプレーする選手や疲労の色が濃い選手は、トレーニングを行わずに帰宅。結局、柏戦に向けた練習は29日の一日のみとなり、細かな準備ができないまま、試合を迎えることになる。
リーグ戦では現在3連敗中で、広島戦も終了間際に…
■柏レイソル
アジアのみならず、国内でも結果を残せるチーム
柏はこのFC東京戦を終えても、浦和戦、広島戦と続く中3日の連戦が待っている。26日にACLベスト8進出を決めた喜びに浸る間もなく、上位チームと戦わなければならない。
チームが26日のACLラウンド16第2戦・水原三星戦(1●2)から得た課題は明確だ。「水原三星戦のように長いボールが多くなると、一人ひとりの距離感もあまり良い状態じゃなくなる。ロングボールを使うにしても、全体をコンパクトにした中で全員が前進していける状況を増やしたい」と大谷は述べる。前後左右の“間延び”は奪われたあとの切り替え、セカンドボールの争奪を難しくする。そこは短い時間の中でも…