G大阪が絶体絶命の危機で最低限の勝ち点1を得る
試合は予想し得ない形で動く。19分、自陣ペナルティーエリア内で藤春がバウンドボールの処理を誤り、左腕に当たってハンドの判定となって横浜FMにPKが与えられた。これをアデミウソンが冷静に決めて4連勝中の横浜FMが先制に成功する。
幸運な形で先制点を得たことで勢いに乗り、横浜FMはその後も得意とする縦に速い攻撃でチャンスを作り出す。24分、喜田が自陣でボールを奪い、そのままドリブルで相手陣内へ。右サイドの三門を経由したボールを再びアデミウソンが狙うも、シュートは枠を外れた。同じように43分には齋藤が単独でボールを運び、左に開いたアデミウソンがダイレクトで狙う。しかし、この場面も枠を捉え切れない。
対するG大阪が反撃に出たのは60分にパトリックを投入してから。前線にターゲットマンを配置し、宇佐美を左MFにスライドさせた。だが、この采配も…