大久保がハットトリック、南がPKセーブ
横浜FCは前節・愛媛戦(0●3)同様、開始8分と早い時間帯に先制を許した。相手に主導権を握られていたわけでもなく、試合の入り方としては上々。それだけに、悔やまれる失点だった。その後もサイドを起点に積極的な攻撃を展開し、34分には大久保の得点で同点に追い付いた。しかし41分、レオミネイロに痛恨の勝ち越しゴールを決められた。この展開は第12節・讃岐戦(1●2)を思い起こさせた。
このイヤな流れを断ち切ったのは二人の35歳だった。56分、横浜FCはPKを岐阜に献上するが、35歳の守護神・南が難波のキックをセーブ。試合の行方が完全に決しかねないという場面で飛び出したビッグプレーはチームの雰囲気を一変させた。これで勢いを取り戻した横浜FCは、岐阜の野垣内の退場で数的優位になったこともあり、その後の試合を優位に進める。すると、…