■横浜FC
上位浮上へ。あえて前線からプレスを掛け、粘り強く戦う
前節・京都戦(2◯1)に勝利し、今季初の連勝を飾った横浜FC。「(連勝の)プレッシャーに打ち勝ってアウェイで勝てたことは良かった」(南)。チームとして一つの壁を越えたことを上位浮上への足がかりにしたい。しかしシュート数は10対5、CK数では9対0と京都に上回られ、終盤に1点を返されるなど、ここまで24失点を重ねている守備の不安は消えない。対照的にここまでわずか9失点でリーグ最少の大宮から勝ち点を奪うには、「いかに先に失点せず、粘り強く戦えるか」(南)に懸かっている。
大宮は個人能力を武器に多くの時間帯で主導権を握り、…
■大宮アルディージャ
さらなる進化への途上、大宮は慢心せずに高みを目指す
前節・栃木戦で2-0の完勝を収め、不敗記録を11試合に伸ばした大宮。得点数・失点数も最多・最少でリーグトップに立った。ここまでの流れを継続することが求められる一方で、渋谷監督は「とにかく止まらず、進化させていかないといけない」と慎重な姿勢を崩さない。シーズン開幕当初の出遅れの記憶、そしてすでに2敗しているという事実が、どれだけ好調であってもチームに緊張感を与えている。
現在のトレーニングにおいて特徴的なのは、…