今季2戦2分だったYS横浜を完全に呑み込む
コールリーダーが呼びかけ、会場全体が合唱する。「J2に行こう、ともに行こう」。22日夜に発生した地震の影響が心配されたが、気が付けばスタンドは長野のチームカラーであるオレンジで埋まり、前節・盛岡戦を1,000人以上上回る6,619人が入れ替え戦出場を懸けた戦いに駆け付けた。
そんな大勢のサポーターに背中を押され、長野はフルスロットルでゲームに入る。守備のスイッチャーとしても走り回ったFW勝又は「今日はだいぶハマってくれた」としたり顔。YS横浜とは今季2戦して2引き分けと決して得意な相手ではなく、いずれの試合もポゼッションを許したことでリズムをつかめなかった。この日はその反省を生かして最終ラインに対し激しいプレスを敢行すると、ミスを連発する相手を完全に呑み込んでいく。ゲームのすう勢を決めた5分の先制点も「スカウティングでGKが(前に)出てくるというのは知っていた」という宇野沢による、相手のミスを逃さないベテランらしい得点だった。その後もセットプレーでもしたたかに得点を重ねるなど、前半だけで4得点。重要な一戦であっさりと勝負を付けた。
得てして大量リードで迎えた後半は緩さが生まれるモノだ…