
昨季後半に見せた怒涛の勢いを、今季も継続することができるか
補強ポイント1 昨季の主力選手の残留
補強ポイント2 両ウイングバックの攻撃力強化
「守り切れなければJ1では戦えない」
新加入選手の実績やネームバリューで判断すれば、“地味な補強”のイメージは拭えない。しかし、抜けた選手とのプラス・マイナスを考えれば、戦力の絶対値は上がっている。あえて現実的に設定した「J1残留」の目標が決して不可能ではない体制が整った。
昨季は観客動員が落ち込み、一時は選手の大量流出も懸念されたが、シーズン終盤の盛り上がりと天皇杯準優勝で得たチーム強化費でリカバーした。昨季6月の加入以降、精神的支柱となった山岸範宏と…