前半の熊本の勢いをしのぎ、後半に爆発した攻撃力
気温26.4℃。夏日の西京極でアウェイチーム、熊本の気迫の運動量がピッチを彩った。「練習から非常にアグレッシブにやってくれていた」と小野監督が評価し、先発に抜擢した平繁。その平繁と齊藤が組む2トップは前線から果敢なチェイシングで京都のビルドアップに制限を加える。これに中盤が連動した。ボランチの一角を担う髙柳は「原川くんとキム・ナミルさんのところをケアしてボールを奪えれば、こちらの得点機会が増えると思っていた」と言う。運動量の出し惜しみをせず、常に連動したプレッシングサッカーで京都の攻撃の芽を矢継ぎ早に摘んでいく。シンプルに裏を狙う攻撃的な守備は前半、ホームチームに形を作らせなかった。
ただし、…