金沢は前節の福岡戦(2◯0)のように幸先良く先制した。大槻、水永とつなぎ最後は佐藤が思い切りよくゴールネットに突き刺したが、そこから流れは京都へと移っていった。
「相手は1点取ったあと引いてくれた。こっちがボールを動かしてスキが出たところにボールが入った」(佐々木)。京都は開始3分で失点したものの、そこから見事に立て直した。金沢の前線からのチェックが緩くなると最終ラインが幅を取り、その前にキム・ナミルがポジショニング。「金沢の左サイドを徹底して攻撃していこう」と和田監督が意識付けたことも含め、…