
先制点は遠藤から亀川に展開し、野津田が決めた
さまざまなテストで得た新戦力への手ごたえ
「われわれの思い、志を示そうと思っていた」。6年間指揮を執った仙台のホームスタジアムで2-0の勝利を飾ったあと、手倉森誠監督は感慨深げに語った。
立ち上がりからプレッシャーを掛けてくるコスタリカに対し、日本も球際の厳しさと縦に速いパスをつける意識を押し出し、激しい攻防を展開。前半はカウンターからコスタリカのFWマイロン・ジョルジに最終ラインを破られるなど危ない場面も頻発した。しかし、日本も引くことなく速攻と最終ラインのビルドアップを織り交ぜて攻め込む。植田直通のフィードなどから浅野琢磨が裏を狙い、その後ろで中島翔哉や右ウイングに入った左利きの前田直輝が絡んでバイタルエリアに迫る・・・