3試合ぶりに勝利した磐田。序盤の2得点で試合を決定付けた。先制点は9分。櫻内のスローインに前線のジェイが競る。このこぼれ球に反応した松浦が抜け出してGK竹重と1対1となり、右足で確実にゴールを決めた。この形は試合前夜の選手ミーティングですり合わせたモノ。松浦は「ジェイがスローインやロングボールが自分に入ったときに、裏に走り込めばチャンスができると話していた。それを実践できた」と振り返る。また、21分の追加点も同様。駒野のクロスを頭で押し込んだジェイは、「よりシンプルにクロスを上げることを話していた」と語る。「コミュニケーションの“質”が昨季と違う」とは名波監督の弁。チームの一体感が増し、なおかつ選手間の…