守備の堅さを取り戻して1stステージの終盤にV字回復を果たした甲府と仙台。ともに2ndステージ開幕戦には敗れているだけに、1stステージの連敗街道を思い出すような流れは作りたくないという思いが強かった。そのため、立ち上がりはリスクを負わないロングボールを適宜使ってリズムを作ろうとしたために、決定機の2~3歩前で攻守が入れ替わる展開が続いた。最初の決定機は22分に金園が甲府のゴール前でターンしながら打ったミドルシュートで、少ないスキを突いた素晴らしい動きだったがボールは枠の外。甲府は54分に阿部拓からファーの稲垣に決定的なパスが出たが、阿部拓のシュートのこぼれを…