■ジュビロ磐田
アダイウトンは負傷欠場も、チームは浮上の兆し
磐田にとっては後半戦最初の大一番。真価を問われる90分になる。
前回の対戦(第9節・2○0)から約3カ月。磐田は新戦力がフィットし、チームとしての一体感もより増してきている。ただし、6月の終わりから7月にかけては苦しむことになった。第17節・金沢戦(2○1)から7試合連続で先制することはできているが、4勝2分1敗と勝ち切れない試合もあり、首位・大宮との勝ち点差は『8』にまで拡大することになった。
前節はアウェイで栃木に2-0で勝利し、3試合ぶりの白星。第21節・熊本戦(1△1)、第22節・讃岐戦(1△1)と2試合連続で先制しながらドローに終わっていただけに、良くない流れをひとまず断ち切ることはできた。ただし、ホームではここ3試合勝利なし。第19節・岐阜戦(2●3)では2点をリードしながら逆転負けを喫しており、悪いイメージが残る。
このタイミングで迎える千葉との…
■ジェフユナイテッド千葉
勝利には新加入選手たちの活躍が不可欠
前節・群馬戦(1●2)では一時、同点に追い付きながらも、最後のところで粘り切れず敗戦。自動昇格圏を目指す千葉にとって、首位の大宮との勝ち点差は『15』に広がり、2位の磐田との勝ち点差も『7』に広がった。「本当に群馬戦を勝って今節の磐田戦を迎えたかった」という関塚監督のコメントからも、その悔しさがうかがいしれる。
第9節・磐田戦(0●2)では、前半の早い時間帯にFWジェイに得点を許し、苦しい展開となった。それだけに、今回の対戦では早い時間帯に先制点を奪うことと、いかに相手の攻撃を無失点に抑えられるかがポイントになる。
その中でカギを握るのが、…