■サンフレッチェ広島
リアリストの指揮官が今節も勝負強さを発揮する
前節は立ち上がりから山形に苦しめられたが、終わってみれば3-1で逆転勝利を収めていた。一言で表すならば勝負強さを発揮した試合であり、今季の広島らしい試合だった。ここまでリーグ戦27試合を戦った広島は、ボール支配率が50%にも達しておらず(49.6%)、敵陣ペナルティーエリア内で…
■サガン鳥栖
前線のトライアングルで好機をモノにできるか
前々節・神戸戦(1●7)での7失点という大量失点を受け、守備に重きを置く形で前節・清水戦(0△0)では15試合ぶりの無失点をつかみ取った。森下監督も「メンタル的にも回復して上向いている」と評価したように、無失点という結果は選手たちにも良薬となったようだ。まだ、予断を許さないが年間勝ち点も『30』に乗せ、残留争いのグループに飲み込まれることは回避した。苦しい状況は…