東アジア杯のメンバー発表前に負傷してヴァイッド・ハリルホジッチ監督を嘆かせた柴﨑が戻ってきた。前節・山形戦(3○1)で7試合ぶりにピッチに立つと、ブランクを感じさせない存在感を発揮。「相手のイヤな位置にポジションを取って、相手がマンツー気味に来ていたのでワンタッチを入れていければ」という2点を意識してプレーした背番号30によって、山形のハイプレスに苦しんでいたチームは落ち着きを取り戻し、勝利を手中に収めた。巧みな技術を駆使しながら味方と相手の状況に応じてプレーを選択していく柴﨑は、チームを循環させる稀有なプレーヤーであることを示してみせた。
もっとも、まだ…