圧倒的に主導権を握っていた千葉が大分のカウンター一発に沈み、J1昇格を逃した12年のJ1昇格プレーオフ決勝。激闘後のピッチで絶望をかみしめた二人が、3年を経ての佳境で、今度は大分の戦力として古巣と対峙する。
口では「僕はいつも平常心」と言いながら、第19節のホームでの対戦を前に、傍目からもテンションの昂揚が感じられた兵働昭弘。今季大分へと呼んでくれた田坂和昭前監督を解任に至らせたことに強く責任を感じ、主軸として苦境のチームをまとめてきた。
好機を多く作りながら決定力不足が響いてなかなか浮上できない中、救世主役を望まれてオファーを受け、8月に加入した…