「予選リーグも決勝トーナメントでも苦しい試合があって、それを乗り換えながらここまで来たので何とか優勝したかった」。本来はグッドルーザーであるはずの遠藤が、2度目のアジア制覇を逃した未練を隠そうともしなかった。
日本勢では最もACLの出場経験が豊富なG大阪ではあるものの、長谷川監督が率いるチームでは初挑戦。グループリーグのホーム初戦・広州富力(0○2)でまさかの敗北を喫し、2敗1分けという瀬戸際に追い込まれながら、チームは大会を通じてその反発力と地力を確かに見せつけてきた。
グループリーグではJリーグ勢が一度も勝利したことがない灼熱の地で…