抜擢された新戦力がチームを活性化させる
10月のシリア戦から先発6人が代わった日本は試合前から掲げたサイドアタックを積極的に展開。1タッチを主体としスピーディーにしかけてチャンスを作り出し、ミスからボールをカットされても、すぐにプレッシャーを掛けて奪い返す。20分に森重真人のフィードを右サイドで受けた本田圭佑が切り返しから左足で高いクロスを上げると競り勝った武藤嘉紀が頭で折り返し、金崎夢生が胸トラップからの左足シュートでディフェンスの間を破りゴール。指揮官も重視していた早い時間の先制点を挙げた日本は攻撃の手を緩めず、26分には本田、長谷部誠、清武弘嗣の鮮やかなパスワークで右サイドを突破すると、再び武藤の落としに今度は本田が左足で合わせて追加点を決めた。
ここまでは…