3月に発足したヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表も8カ月が経過。17日の2018年ロシアワールドカップアジア2次予選・カンボジア戦(プノンペン)で2015年ラストマッチを迎える。ここまで2次予選E組で勝ち点13の首位を走る日本にとって、勝ち点0でダントツ最下位に沈むカンボジアは絶対に叩かなければいけない相手。単に勝つだけでなく、満足いく内容で大量得点勝利を飾り、いい形で今年を締めくくりたかった。
13日にプノンペン入りし、試合会場のナショナル・オリンピック・スタジアムで3日間トレーニングを行った選手たちだが、不慣れな人工芝やベトナム製のボール、高温多湿の気候と環境面はかなりハードルが高い。加えて試合当日は5万人収容のスタンドが超満員。日本代表は異様なアウェームードの中、戦わなければならなかった。そこでタフに戦えてこそ、最終予選突破、ロシアでの成功が見えてくるはずだ。
そんな日本代表だが、予想された通り、今回は12日のシンガポール戦から8人もの大幅メンバーが入れ替えを行った。先発に名を連ねたのは、GK西川周作(浦和)、DF(右から)長友佑都(インテル)、吉田麻也(サウサンプトン)、槙野智章(浦和)、藤春廣輝(G大阪)、アンカー・遠藤航(湘南)、右インサイドハーフ・山口蛍(C大阪)、左インサイドハーフ・香川真司(ドルトムント)、右FW原口元気(ヘルタ)、左FW宇佐美貴史(G大阪)、1トップ・岡崎慎司(レスター)の4-3-3。フルメンバーでの代表初先発の遠藤、10月のシリア戦(マスカット)以来のスタメンとなる原口、10月のイラン戦(テヘラン)以来の先発となる宇佐美らにとっては今後の代表定着を賭けたサバイバルマッチ。彼らの動向も注目された。対するカンボジアは5-4-1。エースは1トップのラボラビー(9番)。彼にはハリルホジッチ監督も警戒心を露わにしていた。
9月の埼玉でのホームゲーム同様、日本が支配し、カンボジアが守勢に回る展開が予想されたが、この日のカンボジアは非常にアグレッシブだった…